2009年12月3日

告知

寒くなってきたと思ったら、はや師走
放置してるうちに数ヶ月経ってしまいました…

今回は告知です!
復帰後初の舞台が決まりました
今月からリハーサル開始しました

Dance Symphony
1/12-17
東京芸術劇場中ホール
S8500 A6500
です

今日はオフでした
正直昨日のリハーサルではまだ足は痛かったのですが
膝の動きはむしろ良くなっているので、やっぱダンスが一番のリハビリですね
なんといってもレベルの高いダンサーのなかで踊れるのは楽しいです!
ひと月半、スケジュールはタイトですが踊れる幸せをかみしめて
1日1日を生きて行きたいと思います

時間の都合がつく方は是非劇場にお越しください!



2009年9月10日

秋の夜長は軽めのジョグで

膝の経過報告ですが
アクティブで145°、パッシヴで153°曲がるようになりました
さらにジョグ解禁です
持久系のトレーニングしばらくしてなかったので涼しくなってきたし夜走りに出てみるかなあ

他にできるようになった動きは
  • ランジ ぐっと踏み込んで片足で体重を受け止める動き
  • サイドシャッセ 反復横跳びのような横移動
  • ピポット ボールを軸に回転運動
もうしばらくしたらダッシュ、ターンもメニューに入ってくるようです
楽しみ楽しみ

最近はニート脱却のため、まだ仕事復帰はできないながら勉強に力を入れてます
今期の税金額にびっくりだったので経理の勉強もして、節税のために青色申告を始める事にしてみたり
在宅でできるビジネスは...と考えた結果、脚本を書く教室に通い始めてみたり

怪我をするとか強烈な経験をすると一時的にベクトルが反対を向いてしまって
まるで違う事に興味がいったり、考え方が変わってしまう事もあるんだけど
ようやく両者を統合して、弁証法的に発展していけそうな気がする

その他、今のうちにやっておきたいことはやってしまおうと、様々な企画が進行中、にやり

そうでした
まだ予断はできませんが、復帰後の初仕事が決まっています
12月からリハーサルが始まって、来年の1月に本番です
やりたかったダンス・ショーです
体がついていけるのか?それまでに直るのか?など不安の種は尽きないですが
これも宇宙の思し召しならば自分を差し出すほかないですからね
なんとかなるでしょ
詳細はまた追って告知させていただきます

最後に最近はまっている輸入食品ディスカウントショップで買ったアメリカのポテチ
298円だからちょい高いけど、めちゃ一枚一枚がぶ厚くて、内容量141g
バリボリ砕きながら食べてるとまるでドライバナナみたい
とても一回では食べきれず、三回に分けていただいてます
これを知ってしまった以上もう普通のポテチには戻れない気がする...



2009年7月27日

リハビリ、そして読書三昧の日々

大きく環境が変わらないと一ヶ月ってあっという間ですね
相変わらずリハビリの日々です

少し進展して120°曲がるようになりました
自転車に乗れるようになったので行動範囲が格段に広がります

これで怪我から3ヶ月、手術から2ヶ月が経過した訳ですが
振り返ると一番きつかったのは退院してからしばらくだったかな
術前のようにはリハビリが進まず、娑婆は冷たいし、何も思うようにできないし、焦りが広がって
出口が見えないと感じてたけど、体は時間とともに元に戻ってくれるもんですね
体の直るスピード以上に求めすぎるからしんどいんだ、結局独り相撲なんですなぁ

で、これを機にほぼ一日一冊のペースで本を読んでます
いまはまってるのが
  • 現代物理学  量子力学とか、かなりおもしろい なんとかしてマクロな世界にも応用できんもんかね
  • 宇宙論    余剰次元とか 五次元って見えないけど確かに存在するよね
  • カオス理論  ジュラシックパークでおなじみ
  • 東洋思想   哲学にしても医学にしても西洋の情報が溢れ帰ってて、かえってアクセスしにくくなっていたようだ
  • 創造力の原理 発明とか、芸術的創作とか、新説とかは何から生まれるのか?
  • 宗教、倫理、スピリチュアル 科学では網羅しきれない世界の現象はどう説明できるのか?
などなど

今までは図書分類で言うと700番台の芸術とか900番台の文学が多かったのが、100番台、400番台メインになってきた
物理、数学、東洋史とかは高校のころに距離を置いてしまっていたのだが、あの無味乾燥な授業の後にこんなに胸躍る世界があったとは
特に物理ははまる

結局目には見えないが存在する力、理に強く興味を持っていて、その法則というか真理を解き明かしたいと思っているんだな
マクロな世界では宇宙を支配する原理、世界のなりたちとその存在理由
ミクロな世界では核とは何か、そこでは何が起きているのか、我々はどこからきたのか
我々の世界では人間。人の体の神秘、心の動き、その伝達の不思議

魅力ってどう定義したらいいんだろう?
もらい泣きやあくびが伝染するのってどういうこと?
祝福や呪いの効用は?
元気玉やかめはめ波はどうやったら打てるのか?
愛のパワーを測定する事はできないか?

などなど

とりあえず理を探求する媒体として、自分の場合は人間の心理、動き、音楽になるんだろうけど
解き明かそうと試みるブラックボックスは、科学者や哲学者、宗教家と同じものを見てるんではなかろうか

しかし世界はよくできてる

2009年6月27日

陸の孤島

いやはや今週はあっという間でした

月曜、火曜と1Q84を読みました
そしたらキッチンの時計が止まり、携帯がぶっ壊れて勝手にシャットダウン、再起動を繰り返すようになった
確実に時空が歪んでいる、もしや今年は200Qねんでは?(笑)

というわけで今週は外界からシャットアウトされて陸の孤島を味わっておりました
でもけっこういい気分
俺に用がある奴は直接俺のとこに来い!ってなもんで
そんな大事な用件はなかったと思うのだが、どうでしょう
といいつつネットで外界とはつながってるんだけどね

まあしゃあないし携帯変えるかなってモードになったころにiphone3GS発売ですよ
この波にするりと乗るしかない!
ということでまたしてもapple製品が増えました
携帯のアドレスは@以下がi.softbank.jpとなります
neは入りません、これでしばらく樹海をさまよいました...

さてさて近況をお話しすると、膝をサポートしてた装具が外れました
やっとスキニーなジーンズがはけるというもんです
ただまだ可動域は5°-110°くらいですね
退院後なかなかリハビリが進展しない失われた二週間があったのですが、それ以後は少しずつ動くようになってきてます
このペースで二週間遅れくらいで進んで行くのではとの事

それにしても今週はがつんとくるインプットが連続した週だった
1Q84は個人的なトラウマを刺激する、自分に取って重要な作品だった
作中に出てくる「空気さなぎ」と同じように、1Q84もそっくりそのまま実際に起こった事を書いているんだな、と
世界はひとつではないんだな、と
クシシュトフ・キェシロフスキ祭りにも参加しようと回数券を買い、とりあえずトリコロール青の愛から
細部に注ぐ視点がとても雄弁で、一瞬ブラックアウトするカメラワークのなんと饒舌な事でしょう
いろんな青があって美しく、ジュリエット・ビノシュは完璧でした
他の作品も楽しみ楽しみ
極めつけはマイケル逝く
高校時代少なくない影響を受けた人で、ダンスの道に入るきっかけになってると思うし
無理矢理かっこつけてるけど、ちょっと見てる方が恥ずかしくなるようなかっこよさと紙一重のだささ、垢抜けなさが万人に愛される所以だったのかなあ、と
中学校の英語の授業でin the closetのPVを見て胸をときめかせてたのを思い出す
あと、ウェストやったあとにBeat ItとBadのPVをみるとおおうい!となりますね
詳しくはこちらをどうぞ
でも残念でならないな、後を継いでいかないとな

video

2009年6月7日

退院

おとといの6/5、無事退院しました
術後18日で経過も良好、予定通りの退院です
もう松葉杖なしで歩けてますよ

ただ右膝はまだ60°くらいしか曲げれないし、筋力も相当落ちてるので
また地獄のリハビリ本格的に再開です

やっとスタートラインに立てた
これからこれから

2009年5月14日

入院前夜

ということで明日入院します

手術は18日です

その後三週間ほど入院してきます
象牙の塔の住人になるということですね
大部屋でPC持ち込み不可なんでしばらく隔離されてきますよ

ちょい前までけっこう手術の事を考えるとナーバスになってましたが
まあ今日手術する訳じゃないし
詳しく手術の事を教えてもらったら落ち着いてきました
知らない事が恐怖なんだな
豊かな想像力がこういうときは邪魔になる(笑)

それでは皆様しばらくご無沙汰します
お元気で

2009年5月8日

St.Mary's Cathedral


最近はよたよたと歩けるようになってきたので行ってきました
東京カテドラル聖マリア大聖堂

都営地下鉄の吊り広告で見て以来ずっと行ってみたかったので
建築家丹下健三氏による現代的な作品であります

しかも今日は月に一度のOrgan Meditationの日
後方にどかんとそびえるパイプオルガンからの生演奏+司祭のお祈りに皆で唱和という構成でした
やはり天井高いのはいいねえ
音もすごく反響してて
始まる前の人々のざわめき声も上から降ってくるみたいでなんか心地よかったな

常に自分をニュートラルに戻せる場所を確保していたいってのがあってね
思う存分自分と向き合えて一人になれるとこを
家の中も一人ではあるけど、衆人の中での孤独ってのがポイントなのだ
孤独になるために外に出かけるのであります(逆説的!)

今までだったら神戸の隠れ夜景スポットだったり荒川沿いの小さな公園だったり
景色が良くて人が少ない所とか多かったけど
でもここもいいなあ
室内だから雨でもいけるし
なんせ「天」と自分の関係を直に感じる事が出来る空間だから
ばっちり孤独を確認してきましたよ

自分は特に何かの宗教を信仰してる訳ではないが
自分を動かす大きな存在は感じていて、うまく言葉にならないんだけど
宇宙って言うと物質的なニュアンスが勝つし、神って言うと霊的なニュアンスになるし
クリエイターっていうのか、真理っていうのか、まあとりあえず「天」
だから京都のお寺だって神社だって御神木だって空につながってるし何でも構わないんだけど
家がキリスト教だったから教会は一番違和感がない所かな
幼少期のいろんな事をふっと思い出したりして時々びっくりさせられるけど

今日は目測100人くらいいたのかなあ
でもけっこうスペースもあってゆったりでした
孤独といってもそのコミュニティに属してないから感じる疎外感とかじゃなく
生まれる時も死ぬ時も人は独りなんだっていう種類の孤独ね
なんか映画であるような、地球の映像からだんだんクローズアップしていって日本...東京...目白...教会...自分!みたいな(笑)
天とのそういう直截的な関係だけがあって、そこにいる人が皆それぞれそういう回路で天と繋がっているんだなあって

バイブルには神がはじめに天と地を創造されたとあって、それから次々光だの天体だの植物、動物、人間と創造していったとされてるんだけど
それが正しいかどうか、信じるかどうかとかではなくて
きっと孤独だったんだろうなあ、創造せざるを得なかったんだろうなあと思うわけです
そこに創造の真実があるのではないかと
だから時々孤独を確認する必要があって、そういう場所を見つけれたのは収穫でした


2009年5月4日

こんな夜にお前にのれないなんて

惜しい

初忌野体験は高校生の時だったか
Memphisというアルバムを聴いたのだが

当時の俺はかっこつけることに必死で
”僕の目はぁ猫の目 暗いとこでも見えるよ にゃおにゃおにゃおにゃぁお〜”
...?_?
みたいになってたけど

今なら彼の良さが分かる

あまりに歌詞が直接的でかっこよくないなあなんて思っていたけれど
単純なことを大声で歌い続けるってなんてかっこいいんだ
みんな恥ずかしくてそれができないからこねくりまわしたりすんだよな

”い・し・い・さーーーーん 僕は君が好きだ”
”彼女の体には値段なんてつけられっこないさ
 金で買えるものなんか、この世で一番安っぽいものさ
 何でもかんでも金で買えると思ってる奴らに 見せてやりたい彼女の笑顔”
”愛し合ってるかぁーい!”

音楽のクオリティも異常に高いではないか
恥ずかしながらRCサクセションをさかのぼって聴いてみたけれど
あれ?知ってる知ってる
「雨上がりの夜空に」「ロックン・ロール・ショー」「スローバラード」
ストライクど真ん中なんですけど!
ハチロクのロッカバラード!泣きのギターソロ!

やばい
久しぶりに熱くなってきた
新しい友達も出来たことだし
音で遊ぶかな

2009年4月25日

リハビリ

うぎぎぎぎ
のぉぉううぇぃ
はぁうううぉぉ

今日は再診に行ってきました
前より良くなっているが...頑張って動かしていこうね

...の行間を読むに、ちょっとペースが遅いのを危惧してはるそぶり

じゃあやりますか、一週間後を見てろよ
ところがめっちゃ頑張ってもなかなか動いてくれない
既視感がある痛みだなと思ったら、長時間正座して立ち上がった時、
ぎしぎしして足に力が入らず、関節が超スローでないと動かない、あの感じだね

ま、今はこれが仕事だから
筋肉をストレッチさせるのと一緒らしい
一日一日、少しずつ少しずつ




2009年4月17日

診断結果

今日はJR東京総合病院に行ってきました

触診してもMRIの画像を見てもやはり前十字靭帯が切れているとのこと
膝内部の出血は止まってるので動かし始めて、とりあえず普通に歩けるようになるのを目指す
これが約一ヶ月

それを待って手術に入る
前十字靭帯は自力で再生はしないので、人工的にその代わりになるものを作らないといけない
そこでハムストリングスのあたりから腱をとってきて骨に穴を開け通し、ボルトで固定する
いわば人工靭帯
手術後退院できるのがおよそ三週間後

そしてこれが定着してダンスができるくらいまで回復するのが約八ヶ月

前十字靭帯ってのは膝が横にずれないようにする働きがあって、普通の生活ではそんなに問題ないんだけど、ダンスやスポーツのようなひねる動きをすると傷つきやすいとこなんだよね
特にバレエがやばい
基本股関節をターンアウトしてるから螺旋状にひねる力が働いてるし、プリエっていって膝を曲げて屈伸させた状態になると膝の横の靭帯が緩むからその分安定性は悪くなる
さらにジャンプから着地したときに足にかかる衝撃は体重の三倍近くになるから、もし着地時に膝がバランスを崩した場合、体重の三倍の衝撃が靭帯にのしかかってくるわけで

まあ、きれるわな
近いところでは熊川哲也さんも同じとこをやってました
彼のように自分で思ってたよりも跳びすぎたって言い訳しようかな(笑)

困難な道が続くけど、これも何かの始まりかもしれない
じっくり腰を据えて直すことにしますか

2009年4月16日

経過報告

今日は病院に行ってきました
徒歩5分ってのは松葉杖だと20分にはなるね
さすがに疲労困憊です

がちゃがちゃうるさいMRIを撮って
ぱんぱんに膨れ上がった足から溜まってた血を抜いてもらいました
約100ccだそうな、もったいない

なんか半月板にも傷が入ってるみたいで
膝前十字靭帯が切れてます
出血はその下の関節包の辺から

さらに大きな病院にいってこれからのことを決めることになりました
開けて手術かもなあ
注射器で血を抜かれるだけでも体がこわばって仕方なかったのに

憂鬱...

2009年4月15日

戦線離脱

ご報告
ウエストサイド物語全国ツアーのリハーサル中に右膝前靭帯をきる怪我をしてしまいました
今は自宅で安静中です
松葉杖生活は超不便で、脇の下は痛いし、足も鈍痛が続いて寝れないし

畜生、まだ現実感がないぜ

今まで大きな怪我もなく来たからな
これを機にいろいろ勉強しよう

2009年3月14日

ジュリエット・ビノシュ & アクラム・カーン

見てきました、Juliette Binoche and Akram Khan  "in-i"
見れてよかった
軽く打ちのめされてます

ジュリエット・ビノシュは言わずと知れた名女優で
「イングリッシュ・ペイシェント」、「トリコロール青の愛」、「存在の耐えられない軽さ」などなど大好きな作品には必ず彼女がいるわけですよ
対してアクラム・カーンは旬のコンテンポラリーダンサーで、シルヴィ・ギエムと共演したり
シディ・ラルビ・シェルカウィとやった「ゼロ度」もおもしろかったし

そんな注目の二人がタッグを組んだと聞いたら見ない訳にはいかない!
でもかたや女優、かたやダンサー、はたしてどんな舞台になるのやら...
期待と不安を抱えていざシアターコクーンへ

そしたらすごいのなんのって
コラボレーションとはこのことだね
ビノシュはがんがん踊る踊る、カーンも心揺さぶる長いモノローグをかましてくるし
一瞬どっちがアクターでどっちがダンサーか分からなくなる瞬間もあるくらい
お互いが相手のフィールドの新しい表現にアタックしてて
お互い超一流の人だから並大抵の努力では相手についていくのすら困難なはずなのにあえてそこに挑戦してて
時間をかけて追求してきた跡がうかがえて
しかもできたパフォーマンスのレベルも高くて
もうすごい、びびった

最近はコラボレーションとか多いけど
異業種の人を集めて一つのステージに立たせてみたものの結局なんかちぐはぐでアンバランスなだけだったり
うまくいっても、例えば俳優さんが演技をしてる周りでダンサーが踊るみたいな、得意分野で勝負して終わりみたいなのだったり
あえて違うジャンルの表現に挑戦させてもレベルの高いパフォーマンスになるとこまで煮詰められず、なんだやっぱり餅は餅屋にまかせたらよかったのにみたいなのだったり
不完全燃焼なのが多かったので、ちょっと今回は衝撃的でした

パンフレットを見るとやっぱり最初はどうしようか...ってなったらしい
でビノシュはダンスのレッスンを、カーンは演技のコーチを受けて、お互いにギブアンドテイクができるようにしたんだそうな
言うはやすしで、あんだけ踊ったら体がどんなことになるか、見りゃ分かるし
リフトやヘッドロールなんかでオフバランスにしたりするのは恐怖を伴うはずだよ
カーンも「ゼロ度」の時のモノローグにくらべると全然違う
声の調子も表情も心の振り幅もビノシュに遜色ないくらいになってたよ
もちろんビノシュのモノローグは聞いてると本当に映画みたいだし、特に顔の表情が素晴らしい、カーンは体で多くを語れるから、得意分野が際立つには変わりないけど、まぎれもなく二人の調和した、闘う世界がそこにあったね
パフォーマンスもいいんだけど、結局そこから透けて見えるのはこの作品をよくしようという二人の共通の意思なんだよな
好き好んできついダンストレーニングや自分の内面と向き合うわけじゃない
本当にすごいのは芸術的に自分たちが納得のいくいい作品を創るという情熱、それが全てかも

もうこうなると女優とかダンサーとかじゃなく、パフォーマーとしか言えないな
これは自分への戒めだけど、ジャンルでくくるのは言い訳の始まりなんだよね
自分はダンサーだから、演技はちょっと...歌はちょっと...なんてね
俳優とかダンサーとかいう言葉に安心して表現の可能性を狭めてないか
それを決めてるのは実は自分なんだな
あんな舞台を見させられたらこのままではいられない


2009年2月28日

2月の感激日記

えー、かんげきと打ち込んだら感激と変換されたのでまあそれでいいや、と
実際は観劇日記です、あしからず
まあ似たようなもんさ


2/6 Marie Chouinard ”Orpheus & Eurydice"
    マリーシュイナール ”オルフェウス&エウリディケ” at シアター1010

コンテンポラリーダンスっていろいろだけど、このカンパニーは独自路線の最北端
これは何かのジョークか?ってのを完全に遊んでやりきってくるからすごい
当然のように男女ともトップレスで、しかもその突端には鈴がついている、ちりんちりん
全体的な印象は飲み屋からでてきて店の前にたまってる超ハイテンションな一群を見てる感じだったな
でも全然嫌いではない
どうやって作るんだ、すごいなとか、でも一番すごいのはこういうカンパニーに助成金を出してるカナダおよびその周辺の財団だな、とか思ったり


2/14 ゲンダイブヨウコウエン at 新国立劇場 中劇場

友達が出てるので見に行きましたー
だからというわけじゃないけど、最後の武元賀寿子さんの作品が一番おもしろかったかなあ
いろんなアイデアがあって、見てる人を飽きさせずに展開していくのはさすが
しかし新国立はアクセスしやすいぜ、激近、徒歩10分だもんねー


2/18 John Neumeier / Hamburg Ballet  "Die Kameliendame"
            ジョンノイマイヤー/ハンブルグバレエ ”椿姫” at 神奈川県民ホール

感動です
前から見たかった作品だったので
全編を彩るショパンの響きに、新しいんだけども決して品を失わない振付けがあいまって
最初から幕は上がっててオークション会場のセットがみえてるんだけど、
自然に人が集まって来てお客の一人がそこにあるピアノを試し弾きしだす、するとアルマンが駆け込んでくる...
各幕とも導入部が秀逸 もちろんラストシーンは泣けます
古典のクラシックバレエはどうしても王子、姫といったステレオタイプになりがちだけど、アルマンやマルグリットは血の通った人間で複雑な心模様が見えるのが心を打つのです、より芸術性が感じられますな
カーテンコールではノイマイヤー本人も現れて盛り上がりました
願わくばもう少し近くで見たかった! バレエはチケット高いんだよ


2/20 Altar Boys at 新宿FACE

がらっと雰囲気は変わってボーイズミュージカル
会場のつくりがオフブロードウェイのロックミュージカルにぴったりな感じで
しかし男が集まって何かするとなぜジャニーズみたいになってしまうのだろう
まあ作品そのものがあんまりな感じだからパフォーマーに頼らざるを得ないんだろうけど
でもパフォーマーの、特にマシュー役の東山さんには目を見張らされました
ダンス界のキムタクですな


2/21 Contact Improvisation Performance at 森下スタジオ

ワークショップに参加して、その最終日のパフォーマンス
全くの即興なのになにか打ち合わせでもしてたのかというくらいに、時々動きがシンクロしたり
目に映るもの、耳に入ってくるもの全てに自分を開いていくんだなあ
どうしても即興だからおもしろさにむらはあるんだけど
でも逆におもしろいのは即興がうまくいかずに狙ってしまってたりするもんだし
とにかく、やるのが一番楽しい!
今を生きることに立ち返らせてくれるし
人間として向上していってると感じさせてくれるダンスはそうそうないよ


2/22 Zingaro "BATUTA"
   ジンガロ ”バトゥータ” at 木場公園内ジンガロ特設シアター

美しい... 馬の演技なんて涙もの
今回の作品は祝祭的な、サーカスっぽいものだったけど
主宰のバルタバスや出演者たちは超sexy
なんか土臭いというか、獣に近い感じなのかな
やはり自然と共に生きるべきで、身体や大地と離れてはいかん
潔癖に無菌状態を作り上げたあげく花粉症に悩まされる日本人ってひ弱な感じだよね


あわわ、さすがに財布がピンチ!
ちょいとインプットが飽和状態だけど、いろんなものが沈殿していって、確実に熟成が増してる気がするぞ

2009年2月14日

What a nice weather !!

雨の予報が一転していい天気ですね〜
天気がよくてあったかいというだけで気分上々であります↑
あらためて人間って自然とともに生きてる動物なんだなと思いますね
最近自然に朝早く起きれるようになってきたのも季節の関係かな
窓を開けると風の通り道ができて気持ちいい〜

そうそう、今のマイブームはフェルデンクライスなんですが
体の隅々までアンテナはって小さなサインをしっかり受け止めるようにしてるから、こういう季節の変化にも敏感になれるのかな
五感も研ぎすまされてきて、普段感じない音が耳に入ってきたり、特に嗅覚が繊細になってきてる気がするぞ

このフェルデンクライスっていうのはヨガやピラティス、アレクサンダーテクニークみたいな身体訓練法の一種なんだけど、おそらく最も体に負荷がかからないので、日頃体を動かさない人には一番入りやすいのではないかな
自分的に一番面白いなと思うのは、自分のイメージと実際の動きとのずれを意識して、両者を統合していく所なんだけど
ほら、ダンサーって自分で頭で意識してたらやっていると思うんだけど、実際の体はできてないってことがよくあるんで
やっているつもりっていうのをなくして、体は今どういう状態なのかをしっかり感じ取らなくちゃいけないのね

それには脳→体だけじゃなく、体→脳の回路のパイプを太くしていくことかな、と
現代人は頭ばっか使って体がおろそかになってるからね
余計な力みをとっぱらって
肩に落ちた花びらや頬をなでる風を感じ取れるぐらいに

さてさて今日も充実した一日にしましょうか



追記
 せっかくなので画像を追加
 いつから特に感慨もない日になってしまったんだろう
 中高生の時はそりゃあもう大変な一日だったはずだぞ
 今や愛を語るのにイベントの助けを借りる必要はないということかな


2009年1月26日

Life is just a bowl of cherries

また月単位の更新になってしまいました
新年明けましたね、寒い日が続いてますがいかがお過ごしでしょうか

こうした公共の場でネガティブなこと、批判的なことを吐露するのは好きではないのですが(多くのそういう書き込みは個人的に過ぎる)
でもこれってより普遍的な問題なんではないかな、と

普段は不便にも感じないんだけど、ふと気がつくと自分が大変な時や疲れて行き詰まった時、弱音を吐いたり愚痴を言える人がいなくなってるんだよね
生活が多様化して、悩みや問題がより個人的なものになり、葛藤を共有できる人が限られてしまうし(芸の世界はより複雑だ)
世界を共有している人たちとはそこまでの深い個人的つながりはなかったりする(職場の同僚みたいな感じか。毎日顔を合わせていても一面しか知らなかったりする)

本気でアメリカみたいに専属の心理カウンセラーとか確保しといた方がいいのかもしれないなと思って
最近周りでいろいろ問題を見聞きするようになって
夫婦間、親子間、職場でも、うまくいかなくなって入院とか急増中なんよね
ひとつ共通してるのは世界が狭くなって風通しが悪くなってるということ
例えば悩みだって、美容師さんとか整体師さんとか何かの先生とか、赤の他人のほうが逆に話せたりするもんね...

でも弱音をはくのすら余裕がある証拠なんだな
本当に自分がしっかりしてなきゃいけない時は甘えてなんていられない訳で
生きるのに事欠くような状況下では鬱病は発生しないんだって
だから最近になって問題急増なのは悩める暇があるだけなのかも
あと、ちょっと自分のことばかり考え過ぎなのかも

そういう自分もちょいと病みかけてたけど、復活しました。イェイ
疲れてるときは、いつもなら軽く受け流せることもカチンときてしまったり
煩雑な人間関係とか、いろんなものを捨ててしまいたくなるんだけど
ただ自分が変われば世界は全く違うものを見せてくれる

’’Life is just a bowl of cherries''っていう曲があるんだけど、その中の一節に
The sweet things in life to you were just loaned.
So how can you lose what you've never owned.ってのがあって
捨てるも何も、最初から何も持ってないんだ〜
So,don't take it serious, live and laugh, laugh and love, live and laugh at it all!

深刻になりすぎるのが自分の悪いとこだな
しかも今回は時間を無駄にしてしまったと悩んで時間を無駄にしていたのだから笑うっきゃない
あ、一部の方にお知らせしていたオペラの助演出演の件ですが、世界的不況のため人員削減で仕事なくなっちゃいました〜
これも笑うっきゃない
ま、失業が怖くてダンサーができるかって話ですよ、あはは〜
年越し派遣村だなんて大騒ぎしてんじゃないよコラ!
なんか書いてるうちに人格が変化してきたんでこのへんで、アデュー