2008年11月24日

Romeo y Julieta

見てきましたよー
ナチョ・デュアト振付け、スペイン国立ダンスカンパニーによる「ロミオとジュリエット」(Nacho Duato. Compania National de Danza. "Romeo y Julieta")です

今回はポストパフォーマンストークという、終演後にナチョさん本人による解説や質疑応答なんかもあってお得でした
彼自身が踊っているのは見たことないんだけど、スタイルもよく、手足を伸びやかに使うあの振付けはそこから来てんだなと納得のかっこよさでした

さてやっぱりなんといってもプロコフィエフの音楽が素晴らしい!
バルコニーシーンは曲を聴いてるだけでロミオとジュリエットの二人の気持ちの揺れが手に取るように分かるし
キャピュレット家の人たちが、softbankの予想外なCMの曲でユニゾンで踊るのもかっちょいいし

超ハッピーなはずのバルコニーシーンのラストの方で低音で下降していくフレーズは二人の行き先を暗示しているようだし
逆に葬儀場でのジュリエットの最後の決断は絶望からではなく、またロミオと一緒になれるという希望からきてるのかもなと思わせるくらいラストは開放的な音の嵐で

振付けの方は作品がそうだからか、かなりクラシックよりな感じでしたね
彼自身ストーリーがある作品は少ないんだそうだけど、これはシェイクスピアの原作とプロコフィエフの音楽に忠実に作ったんだそうな。だからかな
でもわかりやすくてよかったのかも、自分としては

満足です

ダンサーはみんなきっちりトレーニングされてて、バレエ的な体でコンテのような自然な動きをしててとても良かった〜
ああ踊れるようになりたいな、にやり


2008年11月20日

引っ越し完了

新居なかなか良い感じですよ、ピースピース
今日は東の窓からの景色を公開!








東京に住んでるって感じするでしょ



今なら夜景もサービス!

2008年11月17日

誕生日の過ごし方

日付変わって17日になったけど、昨日はMy Birthdayでした
電話やメール、そして前日に祝ってくれたみんな、ありがとー!

そんな昨日はどんな誕生日だったかというと...

ひたすら引っ越しの荷造り(笑)
もう今日ですが、夜があけたら引っ越しするんですー
さらば江東区! ビヴァ渋谷区!
しかしなんて色気のない誕生日なんだ...
でも家で一人で音楽かけながらばりばり梱包していくのはけっこう楽しかったりもする
特にゴミ袋が増えていくのは快感だねぇ
どんどん身軽になっていくような気がして清々しくない?

おとといはもう一つ清々しいことがあって
大学時代に親密な時を過ごした子がお嫁にいったんだよね
早い話が元カノの結婚式に行ってきたんだけども
新婦の両親、中高時代の友人と顔見知りってのもなんか変な感じで複雑だけども
招待してくれた以上、自分のエゴで彼女の幸せに水を差すのも嫌だし
彼女の幸せを願う気持ちに嘘はないわけで
参列してきましたよ、しかも挙式から(笑)

今の生活とか仕事のこととかは分からないけど
育ち方とか性格とか嗜好とか様々なディテールをよく知ってるんだなあと色々思い出されて
逆に自分のことも完全に見抜かれてるはずだけどね
それだけ多くの時を共有したんだなあと

見届けて今は清々しい気持ちです、また一つ身軽になった

誕生日を前にしてこのタイミングでそういう気持ちになれてよかった
式には大学時代の同期がいっぱいきてて、それはある一つの時代に道が重なり、時間を共有できた仲間なんだけど
みんな変わらないんだけど別人なんだよね

こないだの京都旅行から感じていたことなんだけど
時間は確実に流れていて少しの変化が最近は目に見える違いになってきてるわけ
例えば結婚して子供もいてマンションも買ってる友達
子供はおろか結婚すら想像もできず相変わらず狭い部屋に一人暮らしの俺
正直そんな人生に嫉妬しないことはない、そんな幸せだって選べたはずだし

でもねぇ
一人が好きな訳じゃないけど、好きなことをやってると一人にならざるをえないんだよ

京都旅行のうち一日は神戸を訪れて、かつて所属していた教室と大学のダンスパーティーに参加してきたけど
誤解を恐れずに言えば完全に捨てることができたんだと実感できてまた一つ身軽になった(笑)
なんというか、かつてはその世界にいたし確かにそこから何かを感じていたはずなんだけど
もう自分には何の刺激ももたらさないし、何の影響も及ぼさないんだなと
ダンスもね、別に嫌いになったとかそういうんじゃないけどね
ただ今は自分の道を走り進めてて、昔の自分とは変わらないけど別人なんだと思う

大台を前にして既に20代を総括してしまった(笑)
じゃあこの一年はおまけなんで好きなだけ楽しむとするかな

2008年11月12日

Autumn in Kyoto

ちょっとばかりご無沙汰をして京都に行ってきました
冬〜夏まで京都に滞在していたので、知らないのはあとは秋だけ!
美しいと名高い秋を観賞せねば!
まずは紅葉がやばいと噂の東福寺から!
と勢い込んでみたものの...



まだ紅くない...
ちょっと早すぎた
むしろ緑の方が目立つ
でも有名な市松模様の庭が見れたから良しとする















京都市内はレンタサイクルで
半年以上いたからもう京都は庭のようなもの

裏道だってすーいすい
八坂の塔を尻目に北上!

そしてお気に入りの南禅寺へ
ここもまだかー
ちらほらと何本かはあるんだけどねぇ















町中がだめならちょっと遠出して山ならどうだ?
向かうは大原三千院
予想外に観光地ナイズされてたけども
紅葉の方はなんとか色づいてくれててとりあえず目的達成!

















でも京都で一番早く色づいてたのは
こいつだな

2008年11月2日

”ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢”



今日は友人に誘われて映画を見てきました
関係者の間では話題沸騰の”ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢”

...これが予想以上によかったんですねー

関係者でなくとも楽しめることうけあい
やはり何かに必死になって、今を輝かして生きてる人の姿には心引かれるもんがあるもんです

見所
  • ポール役のオーディションを受けにきた男の子の演技が素晴らしい! 思い出しても泣ける... 言葉のひとつひとつに説得力がありました
  • クリスティン役の子がかわいい 一気に場を華やかにしてしまう
  • マギー役の”At The Ballet”のナンバーのラストのクレッシェンドがすごい ブラヴォー
  • 最終的にシーラ役に決まった子、合格をもらった時のセクシー演技とその知らせを受けた時の素の喜びようの愛らしさ
  • 審査する側ではコニーのオリジナルキャストのバイオーク・リー 振り写しとかもしてたけどいまだすごいパワー などなど...
あと忘れてはならないのが演出のボブ・エイドリアン
とにかくキャスティングに時間をかけていいものを作っていこうという姿勢にやっぱそうでなくちゃね、と
時には”I don't remember her.” (おいっ見てたんやないかい!)
なんてきついこともおっしゃるわけですが、まあ記憶に残らなかったんだから仕方ない
でもとにかく人を見てる、人と人で作品を作っていってる

まあ今回は再演ものなんで役柄は限定されてるから難しいわけだけど
うまく役と結婚できる人をちゃんと選んでるから納得がいくんだよな
こういうイメージの強い作品はつい役に自分をはめこんでしまいがちになるけど、そうして自分の力を完全に出し切れてない場合はやっぱだめで
逆にパフォーマーの個性ばかりが目立ってしまうのもよくないし
いい仲人さんでしたね

好きなことやってる時の人のエネルギーってすごい
刺激になりますな



2008年11月1日

ジャックオーランタンのカレー



はや11月
好きに自由にそれなりに忙しく過ごしてます
引きこもってしまわないように遅ればせながらブログを始めることにしました
ピースピース

が、案の定ほとんど更新できず...
今月は頑張ってみよう!
うん、そうしよう!

手始めに今日の夕食から〜

今日の献立は"Jack-o'-Lantern Curry"

レシピ
  • 昨日のハロウィーンの残り物
  • ブロッコリー一株
  • サツマイモ一個
  • タマネギ一個
  • 鳥肉もも一枚
  • カレールー
これらを鍋にぶちこんでぐつぐつぐつぐつ...
ジャックの身が溶けて崩れてブロッコリーが分解しサツマイモが原形をとどめなくなり、あらゆるものが溶けて一つになった頃...
...
...
...

鍋から溢れんばかりの3日分のカレーの出来上がり
しばらく毎食カレーだな、とほほ